2022年1月アーカイブ

XR250R-2022-01-25-01.jpg以前にも書いたけど、フレームはパウダーコートしてます。

パウダーコートはねじ山や貫通穴まで張り付くので、必要なところはタップで再度ねじ山を立ててやります。

殆どがM6なのですが、M5やM8も有り、細目と云うねじピッチが細かいのもあるので注意して作業します。

シャフトが通るようなところでも、ガタがあり、塗装膜が厚くても充分貫通する所もありますが、精度が必要な穴も数か所あります。

そこは寸法に合ったリーマを使って穴を通してやります。決してドリルで通してはいけませんよ。。。

XR250R-2022-01-25-02.jpg今日はタペットの調整をしました。

タペットはシックネスゲージを使うやり方が一般的です。

例えば設定が0.08mmの場合0.09mmが隙間に入らず、0.07mmが入ったら隙間は0.08mmと云う事になるのですが。。。

これが上手くいっても、寒い日と暑い日では変わります。

僕の場合は、例えばこのバイクのタペットのネジは0.75mmピッチです。

なので、1回転で0.75mm隙間が出来ます。

0.08mmの場合いは、0.08÷0.75×360=38.4なので38.4°回せば0.08mmになります。

半回転で180°、1/4回転で90°。。。1/8で45°ですので、ボルトが当たった位置でナットを軽く締めて大凡で45°より小さくなるように開けてボルトをナットをきつく締めます。

そして指でちょいと横に振って、縦にガタがあるかどうか動かします。

ほんの少し(かすかに)動いたらオッケーです。

そんなもんでやってますので直ぐに終わります。

XR250R-2022-01-25-03.jpgキャブレターは左側から入れます。

その際、サスペンションのリザーバータンクはフレームから外した方がやりやすいです。

エアークリーナーボックスもネジを全て外しガタガタにして少しでも楽にエアークリーナーのダクトが入りやすくします。

最初にエンジン側を入れますが、ダクトが邪魔します。

僕のダクトは新品なので大丈夫でしたが、古い物をそのまま使う場合はヘアードライヤーでダクトを温めてからやると楽です。

前後しますが、タペット調整の前にヘッドのボルトはトルクレンチを使って規定値で締めましょう。。

 今回しくじったのがデコンプです。

キックギアに嵌っているのですが・・・外した覚えが無いので見ないで組んだらデコンプレバー(キック側)が少しずれてました。

合わせマークがあるので、クラッチのカバーを組む前に確認しましょう。。

ハンドデコンプのケーブルは生産終了品で入手困難なパーツになってます。

大事に使いましょう。。。とは云え社外品ならばまだ探せばある様です。国内ではありませんでした。。。

  Honda XR250R ME06 再生カスタム記 19

xr250r-2022-01-24-01.jpgエンジンは腰上と両サイドをばらした状態でフレームにのせました。

写真は組み上げた状態です。

そうする事によってフレームにキズが付くリスクはかなり減ります。

勿論養生テープで保護します。

又、エンジン下側にはジャッキを入れて、フレーム幅より狭くて暑い板を乗せ、それにエンジンを置きました。

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アッセンブリされたエンジンは右側からしか乗せられないのと、狭いので養生テープにさらにガムテープ特にダウンチューブを保護して行う事をお勧めします。

力があれば一人でもエンジンは乗せられますが、2人でやった方が無難だと思います。

今回、僕にしては珍しく排気量は弄っていません。ピストンリングを新品交換しただけです。

ここで、豆知識・・ってXR系が好きな人はしってるかな?

ピストン、リング共にXLRと品番は違えどもXLR系も使えます。

又、カムの高さも同じ、ME06だからハイカムでは無いのです。

カムの形状が違ってME06の方が開くタイミングと閉じるタイミングがちょっとMD22と違うのです。。。

xr250r-2022-01-24-03.jpgヘッドのデコンプのオイルシールが漏れ出したら、当然オイルシール交換になりますが、このエンジンは素直にデコンプレバーが抜けません。

ヘッドカバーを外してレバーの抜け止めのピンを抜く事になるのですが・・・このピンが抜けません。

何故ならこのピンの真下がオイル通路の穴になっているのです。

メーカーも絶対抜けちゃダメという事で「焼き嵌め」にしてます。

「焼き嵌め」とは素材の膨張率を考慮して圧入する事です。

ですから、このピンを抜くにはヘッドカバーのフレーム固定部を万力なんかで挟んで、ピンの付け根をバーナーでチンチンに熱くしてバイスプライヤーでピンを挟んで抜きます。

大変ですよ。それで今回大冒険で写真の様な部品を用意して簡単に外せるようにしてみました。

xr250r-2022-01-24-04.jpgさて、今回は大冒険がもう一つ。

それはカムです。ME06用の今ついてるノーマルカムに問題が有るわけでは無いのですが、これは社外品のME06のコピーカムです。

寸法や精度は全く問題無く取り付けられました。。もしかしたらノーマルより良いかも・・中国を含む東南アジア製では無いですよ。

これが良ければ、メーカーが供給していないME06カムが入手出来ますね。

xr250r-2022-01-24-05.jpg僕の性格の問題で素直にレストアが出来ません。

チェーンアジャスタは未だ新品が出ますが、ついこう云うのにしたくなります。

表題がカスタム記となっているのはこう云う事が有るからです。

まだこの手のネタはあるので・・

  Honda XR250R ME06 再生カスタム記 20   Honda XR250R ME06 再生カスタム記 18

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 この車両は3万キロ以上走っているのですが、消耗品のブレーキローター、パッドやチェーンスライダーは殆ど新品状態でした。。。

錆びてたので新品にしましたが・・
 腰上はバラした形跡は無いので、ピストンリングは交換した方が良いかもしれませんが、もしかして…
 クラッチプレートは交換されているかも。

一応分解して厚みを確認する事にしました。。。

me06-2022-01-13.jpgネットで調べたら新品のクラッチ板の厚みは3mmと云う事だったので、これは多分新品交換されていたようなのでこのまま使用します。

クラッチのスプリングも全く問題無い寸法だったのでこのまま戻す事にします。

  Honda XR250R ME06 再生カスタム記 19   Honda XR250R ME06 再生カスタム記 17

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スイングアームにステッカーを貼りました。
これはスイングアームの保護を兼ねたモノです。
ブレーキホースのガイドも新品、勿論ワッシャやバンジョーボルトも新品です。

テールランプもナンバーを取得して公道を走る予定なのでノーマルに戻しました。

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レンズは新品です。
ウィンカーは新品が手に入らなかったので、レンズだけ新品にしてます。
取り付けの金具はブラストかけて焼き付け塗装、ゴムは新品です。
ウィンカーは簡単に取り付け取り外しが出来る機構なので便利ですね。
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バルブスプリングはアウター、インナー共に新品にしました。
計測値はアウターはOK、インナースプリングはギリギリNGだったので、悩んだ末にどっちも新品にしちゃいました。
バルブは、同じ位置に戻し、軽く摺り合わせしました。
ステムシールも新品交換したのでバッチリです。
燃焼室に灯油を入れて暫く放置して漏れないのを確認しました。
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小技ですが、大変でした。
こんな部品が純正で出てるんですね。
パーツリストには載っていませんが、教えて頂きました。
でも、外すのが大変で二度とやりたく無いですね。

  Honda XR250R ME06 再生カスタム記 18   2022年元旦

2022年元旦

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明けましておめでとうございます。
今年も那智神社に初詣でした。
雪の元旦ですが、那智神社の参拝者は年々増えている様です。
新しい宮司さんが頑張っているからですね。
仙台平野を一望できる景色が知られるようになったと云うのも一因ですね。
今年も宜しくお願いします。

  Honda XR250R ME06 再生カスタム記 17   Honda XR250R ME06 再生カスタム記 16

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